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by p307inakichi

試乗記

足立のプジョーショップでお借りしている車の試乗記を、社長の許しを得たので書きます。
この記事は、以前ネットワークサイトのmixiで載せたものを加筆訂正したものです。



 最近納車されたばかりの「スズキ・スイフトスポーツ」を借りることになった、いや借りることができたのである(以下、「スイスポ」と呼称する)。ATも設定があるがもちろんこの車はMT!ライトウェイトなボーイズレーサー(死語か?)ならではの走り味を堪能することができる。発売以来、Newスイフトのハンドリングには定評があったが、スイスポではさらに磨きがかかり、指1本の舵角で車が曲がる曲がる!借りた時、ショップの社長と打ち合わせ、何回転までは回して良いか、とか、ぶっつけた時の保険はinakichi側の保険を使うとか(当たり前だ)を予め決めておいてスイスポをお借りした。

1 市街地
こういう車で市街地走行が良いの悪いのを評論するというのはいかがなものか、という意見は置いておく。まず取り回し。標準車もそうなのだが、スイフトという車の弱点の1つが「取りまわしの悪さ」なのだ。ボディが小さいのでこんなところなら一発で進入できるだろうという狭い路地にスイフトの場合は切り返しが要るのだ。スイスポは大径タイヤを履いていて仕方がない部分だがスイフトの標準車がこれだとイタダケナイ。標準車については、早急に改善してほしい項目である。
英国テネコ社製のサスペンションやダンパーは路面からの入力をはっきりと伝えてくる。つまり「硬い」のだ。街乗りだと、人によっては不快に感じるかもしれない。でも、このセッティングが高速道路や峠道で素晴らしい威力を発揮させるのだからないものねだりなのかもしれない(笑)。

2 高速道路
脚の硬さが威力を発揮する場面その1である。路面からの入力を伝える一方で、4輪の重心が下がる感じを受けた。それが車体の安定感に直結している。いくら飛ばしても(ぉぃ)脚に不安を感じさせることは皆無であった。 東名の上り線の御殿場大井松田間で攻めた走りをしても安定性が光っていた。

3 峠道
いやぁ~~よく曲がるし、よく吸い付くこと!非常にクイックなハンドリングで、車の向きを俊敏に変える。まずアンダーステアな挙動は出ないと言ってしまっていい。こっち(運転者)が描いたラインにきれいに乗せられる。その代わりアクセル操作を雑にするとタックインが出そうだ。いずれにしても、ドライバーをワクワクさせる面白い操縦性には間違いない。伊豆スカイラインや大井川中流域の国道でのタイトカーブをおもしろいようにスパスパと曲がっていった。それに、ABCの配列が良いからヒール&トウがやりやすいし、ブレーキは大径キャリパーのおかげで効きがいい。

4 足回り
この車、モンローダンパー(英国テネコ社製)が入っているが、脚の動きは、「まんまビルシュタイン」!僕の車は違うのだがビルシュタインの入った他人の車を長時間試乗させてもらったときとまったく同じ感触だった。ともかく脚を安定させ、左右のロールやヨーを極力抑えたセッティングで、高速域になるとその安定性には舌を巻く。

5 エンジン
1.6LのDOHCである。ボディが1tを多少超えたくらいなので面白いように車を引っぱる。それに、回りたがる特性なので気がつけば相当に。。。(以下省略)。ただ高速回転重視型のせいか低速域はなんとなくもっさりしている。回転域を選べば面白いように加速していくのだが。あと、エンジン音がどうにも刺激に欠ける感じだった。もう少しうるさくて良いから、106のような硬質な音を手に入れたいところである。

6 MT
こういう車(スポーツ走行に振った車)なのだから、MTで乗りたいところ。HONDAのS2000やマツダロードスターみたいだとは言わないが、実用車のボディの割にはスコスコ決まる。酷評している人もいるようだが、私的にはまずまずの印象である。少なくともプジョーのMTよりはずっと気持ちがいい。
最終減速比が低いのか、エンブレは4速5速でも結構よく効いてくれる。ペースに乗せたところでのこの設定はとても頼もしかった。

7 シート
アンコが厚いのが美点。長時間、緊張したドライビングをしてもお尻にちっとも負担が来ず、快適なシートだ。けれども、今一つシートポジションが決まらない。おかげでお尻とシートが離れてしまうことがしばしばあり、そのつどポジション調整をしていた。

8 まとめ
面白い車である。前評判に負けていない。ボディと脚にコストがかかっているのが実感できる。ドライバーのもつあらゆる神経を刺激する、実用的なオモチャ車であると思う。とにかく、運転席につくと、車のほうから「もっと走って!もっとアクセル踏んで!もっと攻め込んで!もっと飛ばして!」と常に訴えかけてくる感じなのだ。だから、ついつい「体にスイッチが入って」しまう(^^;)
そして、値段を考えたら驚異的なほどのコストパフォーマンスである。でも、307の方が好きですけどね。
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by p307inakichi | 2006-01-09 22:03 | 試乗記