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by p307inakichi

走行会に出てみて

下の日記にも書いたとおり、私は先週の土曜、千葉県茂原のツインサーキットで「ショップ」主催の走行会に出てきた。



昨年11月の走行会初出場以来2回目だが、気持ちの持ちようは全然違った。
初回のスピードウエイの時は知り合いは誰もおらず自分1人だったので、緊張感は必要以上に高まっていた。自分達が走る前にアルファロメオ達が走行会をやっていたのだが、まんまレースそのものだった。そのスピード・要求されるテクニックなど、応援席で見てても十分に感じ取れた。だからこそ、私の中では必要以上の緊張感というより緊迫感・焦燥感・不安感、さらにたった1人という孤独感で自分自身が確実に押しつぶされそうであった。

実際コースに車を入れる。周りの車のスピード・テクニックに終始圧倒され続け、おそらくトップ集団とは3周くらい遅れたと思う。私は確実に心理的な余裕が無かった。ただ高速サーキットで目が高速走行に慣れていたのを良いことに「ストレート」ではほぼ車の最高速まで出していた。でも、愛車のブレーキ性能に今一信頼していなかった私は、1コーナーでブレーキを充分にかけてスピードを落とすことをせず、先にギアを落としてしまった。すると、車の許容回転数の6300回転をはるかにオーバーする、8000回転まで回ってしまった。最初の頃は気づかなかったが、そのうちにエンジンがゴロゴロ言い出しプスンプスンと止まっていくのが分かった。
そして、代償だけが残った。



そんな過去の事実が、もう5ヶ月も経つのにまだ自分の中で消化いや昇華されていないのだ。車がまだ元気になって戻ってこない以上仕方のないことである。修理を依頼して、素晴らしい代車を貸与してくれ、全力で直していただいているショップの社長をはじめ関係者の皆さんには申し訳ないが、少なくとも茂原に出るまではそうだったのだ。

ショップの社長に、事あるごとに茂原の走行会のことで出場を依頼、いや説得をされ続けてきた。当初より「愛車が帰るまでは出場を辞退したい。代車で出場するはいいけど、壊したという前科者である以上コースを走りきる自信は全く無い。」と断り続けた。でも社長の「代車でもいいよ。いや代車があの車だからこそ、出て欲しい。修理代だけの思い出だけでサーキットを退場してほしくない。弱腰でどうする。走行会の苦い思い出は走行会で果たすしかないんだよ。」という、半ば叱咤激励が混じった説得で出場することを決めることに相成った。出ることを正式に決めたのは、開催4~5日前のことである。



そして出場。前回と違うのは、速い方遅い方、それに主催者の中のかなりの方が「顔見知り」という点である。お互いのことが、少しは分かっているだけにはるかにやりやすいはずだ。雰囲気もまとまっていてアットホームで、はるかに気持ちは楽だった。

でも、いざ走ってみると、ダメダメであった。迫り来るカーブ、段差に常に尻込みしていた。運転中、常に「車を壊してはいけない、車を壊してはいけない」という言葉が呪文のように頭の中を巡っていた。コースを、別のチームの速いドライバー氏の横に同乗させてもらうまでは、自分の中でどう走ってどうライン取りすればいいのかがさっぱり分かっていなかった。コース同乗走行後、多少は生きたようでタイムが2秒ほど速くなった。でも、それよりもコースのラインを点でなく線で捉えるようになるまでは、まだまだ走りこみが必要なんだろうと思う。そんな結果を裏付けるように、実際にそれ以上タイムを縮めてしっかりしたコース取りをすることが、最後までできずに走行会を終えた。

機会があったら、また走ろうと思う。

サーキット走行って、テクニックとか車の性能とかももちろん要求されるけど、メンタルな面で自分自身との戦いが要求されるんだなと改めて思った。性質は違うが、マラソンと相通じる面もあるのだと思う。



関係者の皆様、またよろしくお願いします。
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by p307inakichi | 2006-04-13 22:26