木曽・濁河ドライブ 酷道編
2006年 10月 17日
御嶽山の裏側におわす「濁河(にごりご)温泉」。以前から「最高標高にある温泉街」「秘湯」「秘境」と呼ばれてきている場所です。以前よりは道がよくなったかも知れませんが、いまでも往年の秘境ぶりを感じさせる険しい道が随所にあります。
1 木曽福島⇒開田⇒日和田高原⇒濁河温泉のルート
木曽福島から日和田高原の「チャオ御岳スキー場」までは、実に快適な2車線ワインディングなのですが(開田の一部に険しい区間があるけど、今から紹介するところはそんなものではない)、チャオから先、濁河温泉までの10㎞ほどは、こんな道なのです。




2 濁河温泉⇒秋神高原⇒ひだ朝日村(道の駅)⇒高山市のルート
1の道を通っても、高山市には抜けられます。メインはこの1のルート。でも、これから紹介するルートが高山まで50㎞強に対し1のルートを経由すると80㎞は下りません。でも、走りやすさは1ルートの方がこれでも圧勝なのです。道の駅・ひだ朝日村の手前で1のルート経由ロード(国道361号線)に合流します。
では、問題の2のルート。










ちなみに、先ほどの写真のちょっと手前でBMWの新車330iとすれ違ったのでした。名古屋ナンバーで、女性ドライバーでした。助手席にはご主人らしき方がいらっしゃいました。まさか、こんなに凄い道で離合することになろうとは。。。。相手の方は、まったく勝手を知らずどんどん突っ込んできたので、こっちがバックして道を譲ることに。でも、がけ側・谷側ともに深い溝だらけです。下手をすると、こっちが穴ぼこに落ちて脱出不能になるかもしれません。前回、親の車で来た時もそうだったんですが、この観光シーズン、侮れません。近道ゆえに必ず離合があると思っていたほうが良いです。
もしかして、カーナビがこの道を案内してしまったんでしょうか。少なくとも私の親の車はこの道を案内してしまいました。。。

今度は、旧国道158号線です。私は、20歳台までこの道を「酷な道」の代表格と思っていました。今でこそ、安房トンネルができてスムーズに通れますけど、開通前はこの道しかありませんでした。冬季閉鎖になるこの道が、飛騨や北陸への首都圏からの最短ルートだったんです。だから、トラックは通る大型バスは通るで、行楽シーズンはこの15㎞区間を2時間かけることもありました。でも、今は行楽客や「好き者」以外には通らない道になっていますけどね(笑)。








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